王座を占める
おうざをしめる
表現動詞-一段
標準
to occupy the throne
文例 · 用例
そして、私はあえて断言するが、近い将来に観念芸術の王座を占めるものは、機械と最も密接に結びついた芸術――さしずめ第八芸術としての映画だろうと思う。
— 平林初之輔 『文芸は進化するか、その他』 青空文庫
魚のアラが美味であることは浜そだちの日本人なら大がい知っているが、日本の肉屋がハキダメへ捨ててるものが獣肉中の王座を占める珍味だということは全く知られていない。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
と言っても、松葉がれいは、その漁獲がやなぎがれいのごとくおびただしくないから、その美味さと漁獲の少なさから、いやおうなしに、松葉がれいが特等の王座を占めるといったふうな干ものである。
— 北大路魯山人 『小ざかな干物の味』 青空文庫
なんといっても四月から当分の間、あゆが王座を占める一つの理由は、この季節には、これに匹敵するような気の利いたうまい魚が他にないからであろう。
— 北大路魯山人 『弦斎の鮎』 青空文庫
重ねて申しますが、現代におきましては、椎茸は、食用きのこの王座を占めるものでありまして、国内の消費はもとより、海外に於ける日本シヒタケの需要激増に伴ひ、先づ中国を筆頭とし、ついで、アメリカその他の先進国も、競つてその大量輸入を計画中であります。
— 岸田國士 『椎茸と雄弁』 青空文庫
ちょうどクリスチャンでなくとも十二月二十五日にはサンタクロースやツリーを飾り、綺麗なデコレーションを施し、これが暮の街のショーウィンドーの王座を占めるようになったと同じであります。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
して見ると批判的要素で以て押して行けば独自の王座を占めるべき『朝日』が、その批判的格調を落すとなれば、どっち道、重要ニュースは同盟や官庁発表のものを主とするのだから、もっと市井的な『東日』や『読売』や『報知』の方がよいということにもなるのである。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to be at the top
作例 · 標準
例句