今吾
こんご
名詞
標準
one's present self
文例 · 用例
今吾々二人は新らしき清水を汲み来り母の心を籠めた弁当を分けつつたべるのである。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
今吾等は、重大の使命を帶びながら、何時大陸へ着くといふ目的も無く、此儘に空中に漂蕩して居つて、其間に空しく豫定の期日を經※してしまつた事ならば、後悔臍を噛むとも及ぶまい。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
処で今吾々が「存在の仕方」を求めるならば、そして仮に存在という言葉の意味を一般に広く解釈すれば、それは「実体」に外ならないこととなるであろう。
— ――之は一つの習作である―― 『範疇としての空間に就いて』 青空文庫
そして今吾々は還元性を頼りにすることは出来ないのであって、常に優越性を目当にしなければならない。
— ――理論の輪郭―― 『性格としての空間』 青空文庫
今や吾々は理解(把握)を借りて之に基いて概念(把握的概念)を説明することが出来る、そのための法則を今吾々は掲げた処であった。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
何となれば空間の複数は空間を物体性として説明することの残影であるか、それでなければ物理的空間に於ける所産であるかであるが、何れもそれが今の場合にとって見当違いであることを今吾々が述べた処である*。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
そしてこの必然性の赴く処の運命を今吾々は存在判断に於て見た。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
博士は手帳を出して、「あそこに見える高い山脈は月世界のアルプス山脈で、今吾々の足下に拡がっているのが、ベポアー海だ。
— 江見水蔭 『月世界跋渉記』 青空文庫
作例 · 標準
若き日の過ちを振り返り、今吾がどうあるべきかを考えた。
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過去の自分と今の吾とを比較して、成長を感じる。
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今吾の限界を乗り越え、さらなる高みを目指したい。
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