一を聞いて十を知る
いちをきいてじゅうをしる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to understand everything from only one part
文例 · 用例
一を聞いて十を知ると云う事がありますが、一を見て十を感ずる人でなければできない事です。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
薄肉とか半肉とかで、此所はこうと一ヶ所|極まり処を教えると、一を聞いて十を知るという方で、その次に同様の趣の処はちゃんと前例によって旨くやってある。
— 谷中時代の弟子のこと 『幕末維新懐古談』 青空文庫
一を聞いて十を知るということは単に素質のよさを意味するには限らないので、教養に於ける関心・意欲・思想・の体系の働きだと考えてもいい。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
私はやっと一を聞いて二を知るだけですが、顔回は一を聞いて十を知ることが出来ます。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
顔淵は、実に、一を聞いて十を知る明敏な頭脳の持主であった。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
一を聞いて十を知るって言いますのに、貴方のは十を聞いてやっと一がお飲み込めになれますのね」「ともかく行こうじゃないか。
— 橘外男 『陰獣トリステサ』 青空文庫
一を聞いて十を知るという才長けた天性はその頃から見えていた。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
少年の曹操は、学問など一を聞いて十を知るで、書物などにかじりついている日はちっとも見えない。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
彼は本当に頭の回転が速くて、一を聞いて十を知るタイプなんだ。
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この新人、飲み込みが早くて、一を聞いて十を知る勢いだ。
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先輩は「細かい説明はいらないだろう、君なら一を聞いて十を知るはずだから」と言って、私に仕事を任せた。
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