鞠突き
まりつき
名詞
標準
文例 · 用例
いったん警察沙汰になればもう収まりつきません。
— THE ADVENTURE OF THE THREE STUDENTS 『三枚の学生』 青空文庫
紀元二千六百一年四月二十九日新美南吉手毬 かすみたつながき春日をこどもらと てまりつきつつ今日もくらしつ鉢の子 春の野にすみれつみつつ鉢の子を わすれてぞこしあはれ鉢のこ良寛一 蔵の中 出雲崎は、越後の国の、日本海岸にある、帯のやうに細長い港町である。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
「初耳だよ、そんな話は」「お前は一人で高くとまり、俺等とあんまりつきあわないからさ」「それにしても暇の連中だなあ、この小忙しい浮世によ」「そこで連中はいっているのさ。
— 国枝史郎 『染吉の朱盆』 青空文庫
茶碗と箸とは飯粒のかたまりつきて胸悪くなりし頃船は大連湾に着きぬ。
— 正岡子規 『従軍紀事』 青空文庫
」「思う思わないって、そんなことがわかるまで女の人につきあったことはないんですもの」「つきあったことがないって、マア随分うまいことを云っていらっしゃること、あんまりつきあいすぎて何が何やら盲になっちゃった方らしいくせに」 兄君はこんな皮肉を云ってその女のようななでがたをつっつく。
— 宮本百合子 『錦木』 青空文庫
もう四年ばかり出入りしている子だけれども、この春には結婚するらしく、そしたらあんまりつき合うこともなくなるでしょう。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
ローレンスさんは、お金持だが、ちょっとかわっていて、あまりつきあいもしませんが、ぼっちゃんは、いい子で遊びにきたいらしいけど、はにかみ屋だもので、遊びに来れないらしいというようなことが話されました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
それから彼はベイスフォードという小さい町の近くに住んで、うるさい土地の人とはあまりつきあわず、過去二年間静かに貯金で暮してきたのだった。
— A CASE OF PREMEDITATION 『予謀殺人』 青空文庫