白墨
はくぼく
名詞
標準
(piece of) chalk
文例 · 用例
黒板から降る白墨の粉のような、暗い冷たい霧の粒が、そこら一面踊りまわり、あたりが俄にシインとして、陰気に陰気になりました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
こうすれば、言葉と白墨の線とによって、大きさや角度や三角函数などの概念を注ぎ込むよりも遥かに早く確実に、おまけに面白くこれらの数学的関係を呑み込ませる事が出来る。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
警官はそれを聞きながら白墨で腰掛のようなところへ何か書き止めていた。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
〕そして教壇へ行ってテーブルの上の白墨をとっていまの運算を書きつけたのです。
— 宮沢賢治 『みじかい木ぺん』 青空文庫
黒板から降る白墨の粉のやうな、暗い冷たい霧の粒が、そこら一面踊りまはり、あたりが俄にシインとして、陰気に陰気になりました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
黒板から降る白墨の粉のような、暗い冷たい霧の粒が、そこら一面踊りまわり、あたりがにわかにシインとして、陰気に陰気になりました。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
而して何を入れてゐるのか、一杯ふくれあがつてゐる懐ろを探つて白墨を取出して、それではめ板に大正二年八月三十一日と繰返して書きながら、「己りや今朝から腹が痛くつて四度も六度もうんこに行つた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
お末はよく露地に這入つて、力三の残した白墨の跡を指の先でいぢくりながら淋しい思ひをして泣いた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
作例 · 標準
先生は白墨で黒板に今日の課題を書いた。
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子供たちは道に白墨で絵を描いて遊んでいた。
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昔の学校では、白墨の粉が舞い散るのが日常の風景だった。
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