科罰
かばつ
名詞
標準
punishment
文例 · 用例
正造はまだ院内の控室にいて、河野広中をはじめ党内の友人たちが、彼のために科罰を軽くしようとして斡旋しているということをきいた。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
お互ひに相手の神經へふれまいふれまいと最大限度の注意をしつつ、おのれの神經をも大切にかばつてゐる。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
弱い正直なひとをみんなでかばつてだいじにしてやらなければいけないと思ひます。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
あたし、できることなら、からだを百にして千にしてたくさんの男のひとを、かばつてやりたいとさへ思ふわ。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
むかし、あれの父をあんなに大事にかばつて呉れたこと思へば、あの子が、ありがたくて、もつたいなくて、あの子のことだつたら、どんなことがあつても、たとへあれが、人殺ししたつて、わたくしは、あれを信じてゐる。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
女中は倒れた女の子をかばつてやつた。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
あいつをかばつてやる必要はさらにない。
— 鈴木三重吉 『ざんげ』 青空文庫
」「よし、それならそれでいいから、おれは意地にも清水をかばつて見せよう。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
作例 · 標準
宗教的な戒律に背いたとして、その信徒には厳しい科罰が下されることになった。
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古代の法典を紐解くと、窃盗に対する科罰がいかに残酷だったかがよく分かる。
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軽微な過失ではあるが、組織の秩序を守るために何らかの科罰は免れないだろう。
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