露独
ろどく
名詞
標準
文例 · 用例
もう、その頃は、ワルシャワを去る五十マイルぐらいのところで、露独の重砲が、すさまじい格闘を続けていた。
— 菊池寛 『勲章を貰う話』 青空文庫
左の腕を切断され、右の大腿を砕かれ、死人のごとく横たわっているイワノウィッチの上で、露独の烈しい砲火が交わされたのであった。
— 菊池寛 『勲章を貰う話』 青空文庫
この頃、欧洲の時局が緊張して、露独の国境が険悪になったので、露国は満蒙、新疆方面にばかり力を入れる訳に行かぬ。
— 夢野久作 『人間レコード』 青空文庫
一八一三年にこの市の附近でナポレオン軍と露独同盟軍との間に激戦が行われた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
四日後の今日、露独連絡の国際列車によってロシア外務省からパリー駐在のロシア大使の許へ重要秘密書類を運ぶ一人の外交郵便夫が通過する。
— 牧逸馬 『戦雲を駆る女怪』 青空文庫
露独の関係は犬牙相接するがためなり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
しかしながらこれもついに二十八年に至って欧羅巴の最も勢力ある露独仏三国の干渉ということが起って来て、ついに世界の問題になった。
— 大隈重信 『外交の方針』 青空文庫