竹籠
たけかご
名詞
標準
文例 · 用例
それと同時に、床天井と棚天井とに竹籠編と鏡天井とのごとき対立を見せる。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
みよに大きい竹籠を持たせてついて來させた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
」と部屋の隅の大きい竹籠を顎でしゃくって見せて、「十羽いるんだが、何しろみんな、やくざ者でね、ちゃんと竹籠に閉じこめて置かないと、すぐ飛んでいってしまうのだよ。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
寺は度々の地震ですっかり損じてしまい、竹籠のようになっていた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
自轉車を押しながら歸つて來た駿介は、今度は山へ行つて、小石や岩の碎けを竹籠に入れて、運んだ。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
そのやうなことにならうとはゆめおもつてはゐなかつたから、竹籠などは持つて來てはゐない。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
摘み落した葉や枝は、竹籠を提げて、一つ一つ拾つてあるいた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
熊手で掻き集め、竹籠に押し込んでは、これを擔いで山から下へ運ぶ。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫