緩歩
かんぽ
名詞動詞-サ変
標準
slow walk
文例 · 用例
情のために道を迂回し、あるいは疾走し、緩歩し、立停するは、職務に尽くすべき責任に対して、渠が屑しとせざりしところなり。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
緩歩不休は山登りばかりの秘訣ではない、人生の事すべて然り。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
独逸路は海より広き大野なり、雲のはてまで山かけもみず 夜に入りて、さらに同氏の宅にて晩餐をおわり、食後街路を緩歩す。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
午後、セーヌ河南に散策し、夜また市街を緩歩して帰る。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
行をみだし、法に反く者は立ちどころに斬って捨てん」 彼は――そう云い終ると、踵をめぐらし、緩歩して、南面した。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
「孔明の退く手口を見ると、緩歩退軍の策です。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
花のき村の入り口のあたりは、すかんぽやうまごやしの生えた緑の野原で、子供や牛が遊んでおりました。
— 新美南吉 『花のき村と盗人たち』 青空文庫
東京ではすかんぽといふ。
— 木下杢太郎 『すかんぽ』 青空文庫
作例 · 標準
リハビリ中の患者は、理学療法士の指導のもと、ゆっくりと緩歩を続けていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
早朝の公園で、夫婦が肩を並べて緩歩しながら会話を楽しんでいる姿が見られた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
登山道の急な下り坂では、足元を確かめながら慎重に緩歩した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
美術展の会場では、皆が作品を鑑賞するために自然と緩歩になる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash