好かん
すかん
感動詞
標準
I don't like it
文例 · 用例
同氏のほかの短歌や詩は、恋だとか、何だとかをヒネくって、技巧を弄し、吾々は一体虫が好かんものである。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
文明、文明といつて日本の國體を忘れてるやうな奴は、僕は好かん。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
一つは、五六三郎という奴が虫が好かんのだ」「向うでも、貴公を好きとは言っておらんだろう」「そうだ、そうだ」 と、三好はからかわれていることなぞに気のつかぬ鈍感な男だった。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
其処をお考へ遊ばしたら、如何に好かん奴であらうとも、雫ぐらゐの情は懸けて遣らう、と御不承が出来さうな者では御座いませんか。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
おれはくどい事は好かんからな」 そういいながら倉地は自分を抑制しようとするようにしいて落ち着いて、葉巻を取り上げて煙草盆を引き寄せた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
茲が学者の学者たる価値かも知れんが、俺は何だか虫が好かんのだ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
役者、芸人、美術家、どうも虫が好かんよ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
好かんべ、それで……。
— 田山花袋 『歸國』 青空文庫
作例 · 標準
「嘘をついて人を騙すようなやり方は、うちはどうしても好かんのや」
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「あいつのあの、鼻にかけたような喋り方が昔から好かんでなあ」
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「なんぼ安くても、こんな派手な色の服はわしの趣味には好かんわ」
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