床に就く
とこにつく
表現動詞-五段-カ行
標準
to go to bed
文例 · 用例
三 晩飯が済んで一時間もすれば耕二は床に就くのが常である。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
夫れでお秀も高等小学校を卒えることが出来、其後は宅に居て針仕事の稽古のみに力を尽す傍、読書をも勉めていたが恰度三年前、母が病ついて三月目に亡くなって、夫れを嘆く間もなく又た父が病床に就くように成りこれも二月ばかりで母の後を逐い、三人の児は半歳のうちに両親を失って忽ち孤児となった。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
さなきだに病身の阿母さんはどっと床に就くという始末です。
— 岡本綺堂 『怪談一夜草紙』 青空文庫
そして、一旦老衰の床に就くと、一杯の水さえ自由に与えられない自分自身の姿が、自分の瞼の裏に描かれていた。
— 佐左木俊郎 『蜜柑』 青空文庫
」 お婆さんは、自分がこの老衰の床に就く一月ほど前、町の方へ嫁に行くことに話が纒まりかけていたお美代を、無理矢理に新田へ、土地の素封家だと言うことだけで、いろいろと口説き落とした自分であったことを、ぼんやり思い出した。
— 佐左木俊郎 『蜜柑』 青空文庫
大抵戸袋のうへの小窓の硝子戸に、曙光が水々しい色に差して来るのを見て臥床に就くのであつたが、今朝は三時頃に眠りに就いて、夜明頃に起き出した。
— 徳田秋聲 『女流作家』 青空文庫
自分が本を持っていた時には、朝起きた時のしばらくとか、床に就く前の二、三時間などに執る筆が、どんなに仕事を進捗せしめたことだろう。
— 菊池寛 『出世』 青空文庫
知人の処になど行って庭の飛び石を歩く時にはガラガラ変な音がするには甚だ困るなど随分この下駄では滑稽なはなしがある位、それほど外出歩きを好かれた方であったが、脚気に罹られてからは、それも出来ず、始終、臥床に就くではないが、無聊そうにぶらぶらしておられました。
— 東雲師逝去のこと 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
体調が優れないので、今日は早めに床に就くことにするよ。
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一日中外を歩き回って疲れ果て、泥のように床に就いた。
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深夜まで続いた仕事を終え、ようやく安らかな眠りを求めて床に就く。
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