漂西
漂西
名詞
標準
文例 · 用例
こうして、身にあまる恩恵につつまれつつ、私は東漂西泊した。
— 種田山頭火 『『鉢の子』から『其中庵』まで』 青空文庫
幼にして慈母を失い、継母に虐められ、東漂西泊するより外はなかった。
— 種田山頭火 『片隅の幸福』 青空文庫
東漂西泊、おのづから死がおとづれる、そして野の鳥のやうに一生を終りたい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
この際、南条力の東漂西泊ぶりもまた、かなり忙がしいものと言わなければなりません。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
彼が父母に死なれて、後二三年間というものは、東漂西流実に憐なものであった、しかしそのうちにも彼は友人より書籍を借りて読み、順序ある学校教育は受けることが出来なかった。
— 李光洙 『愛か』 青空文庫