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発作的

ほっさてき
形容動詞
1
標準
spasmodic
文例 · 用例
何れほんの今発作的に浮んだに過ぎない父の考へだと決め込んだ。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
」 と、こんなことを、まるで熱病患者のように発作的に声に出して呟いていた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
異様な火のひらめきに刺戟され、その夜の就寝前、女の激しい妬情が、発作的によみがえったのである。
岡本かの子 青空文庫
父はしばしば発作的に、この子を抱いて川に飛び込み死んでしまいたく思う。
太宰治 桜桃 青空文庫
或る発作的な激情が、火のように全身を焼きつけて来た。
萩原朔太郎 ウォーソン夫人の黒猫 青空文庫
お玉には岡田の帽子を取ったのが発作的行為で、故意にしたのでないことが明白に知れていた。
森鴎外 青空文庫
その癖、ふだんは仲好しで、妹をずいぶん可愛がっているようですが、時々に――まあ、発作的とでもいうのでしょうかね、無暗に妹が憎くなって、別になんという子細もないのに、多代子さんの髪の毛をつかんで引摺り廻したり、打ったり蹴ったりするのです。
岡本綺堂 深見夫人の死 青空文庫
ただ狂乱と憤懣との中で、たえず発作的に死への誘惑を感じたにもかかわらず、一方彼の気持を自殺のほうへ向けさせたがらないものがあるのを漠然と感じていた。
中島敦 李陵 青空文庫
作例 · 標準
彼は発作的に家を飛び出したものの、行く当てもなく公園のベンチで途方に暮れた。
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あまりの怒りに、彼は発作的に持っていたグラスを床に叩きつけてしまった。
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「そんな発作的な行動は避けて、一度冷静になって話し合おうよ」
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発作的(ほっさてき) — 幻辞.com