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焼麺

しょうめん
名詞
1
標準
文例 · 用例
熱い紅茶を啜りながら焼麺麭に牛酪を付けてゐると、門野と云ふ書生が座敷から新聞を畳んで持つて来た。
夏目漱石 それから 青空文庫
熱い紅茶を啜りながら焼麺麭に牛酪を付けていると、門野と云う書生が座敷から新聞を畳んで持って来た。
夏目漱石 それから 青空文庫
主婦は自分に茶だの焼麺麭を勧めながら、四方山の話をした。
夏目漱石 永日小品 青空文庫
あたかもアグニスは焼麺麭を抱えて厨から出て来た。
夏目漱石 永日小品 青空文庫
「アグニス、焼麺麭を食べるかい」 アグニスは黙って、一片の焼麺麭を受けてまた厨の方へ退いた。
夏目漱石 永日小品 青空文庫
顔を洗ってから、例の通り焼麺麭と牛乳と半熟の鶏卵を食べて、厠に上ろうとすると、あいにく肥取が来ているので、私はしばらく出た事のない裏庭の方へ歩を移した。
夏目漱石 硝子戸の中 青空文庫
横倒しに引ッ繰り返された牛乳の罎の下に、鶏卵の殻が一つ、その重みで押し潰されている傍に、歯痕のついた焼麺麭が食欠のまま投げ出されてあった。
夏目漱石 明暗 青空文庫
焼麺麭を噛って、牛乳を飲む。
夏目漱石 野分 青空文庫