わいの
わいの異読 わいのう・わいな
表現助詞
標準
indicates emotion and emphasis
文例 · 用例
そうしなければいけないと自分に言い聞かせてあるのです」「人間のなりわいの義務。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
どうも、こわいのです。
— 太宰治 『六月十九日』 青空文庫
はなはだたわいのないものである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(※)』 青空文庫
「ほいたって、ほかにましな着物いうて有りゃせんがの、……うらのを笑いよるんじゃせに、お前のをじゃって笑いよるわいの。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
口を少しあけて人のよさそうな、たわいのない笑いをいつもその目じりと口元に現わしているのがこの人の癖でした。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
学校へやったんじゃが、うまいこと嘘をつかあ、……まあ、お前んとこの子供はえらいせに、旦那さんにでもなるわいの、ひひひ……。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
読んでみると実はたわいのないようなくだらないものであっても尊いお経のように思われるかもしれない。
— 寺田寅彦 『数学と語学』 青空文庫
作例 · 標準
「こんなに待たされたら、もう諦めて帰るわいの!」と、彼は怒ったように言い捨てて去っていった。
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「せっかく作った料理なんだから、冷めないうちに早く食べるわいの」と祖母が笑いながら促した。
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「明日は朝早いんじゃから、もう寝るわいの」と言い残し、父は寝室へ向かった。
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