ひとかどの人間
ひとかどのにんげん
表現名詞
標準
someone (important)
文例 · 用例
こんなひとかどの人間になったようにしているサーシャが玩具を持っているということは非常に嬉しかった。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
清と山嵐とはもとより比べ物にならないが、たとい氷水だろうが、甘茶だろうが、他人から恵を受けて、だまっているのは向うをひとかどの人間と見立てて、その人間に対する厚意の所作だ。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
もう一つは掛り人の浅井朝丸で、これは文字もあり、腕もよく、ひとかどの人間には違いありませんが、少し道楽が過ぎるので、お勇には受けが悪く、一時は若葉を妻に申受けて、浅井家を興そうという話もあったようですが、いつの間にやらそれも沙汰止みになったということです。
— 紅筆願文 『銭形平次捕物控』 青空文庫
登は保本の一人っ子だったが、どういうわけか、源伯は自分の子の祐二郎よりも登が贔屓で、登の顔さえ見ればにこにこし、おまえはひとかどの人間になるぞ、と繰り返し云うのであった。
— むじな長屋 『赤ひげ診療譚』 青空文庫
――だが暫くするときぬに愛を求めた、もしきぬが自分を愛して呉れるなら、俗物どもを凌いでひとかどの人間になってみせる、きぬのため自分の才能を生かしてみせたい。
— 山本周五郎 『山椿』 青空文庫
作例 · 標準
いつか、自分もひとかどの人間になりたいと彼は語った。
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彼女は努力を重ね、ひとかどの人間として認められるようになった。
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ひとかどの人間であれば、約束は守るものだ。
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