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食み出す

はみだす
動詞
1
標準
文例 · 用例
しかし二十日過ぎになると、各商店では思い思いに商品を店いっぱいに列べたり、往来まで食み出すように積みかさねたりする。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
そして、呼吸をするたびに、少しずつ、押し出されて来て、一管が、切口から食み出すと同時に、すぐ、そのつづきが、だらだらと出て、切口から垂れ下った。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
こう考えて来ると、吏道が「庶政の(だと判読)作用運営」とかいうものから食み出すという、例の声明も初めて説明がつく。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
処が事実上それが区別されている処を見ると、やがて、文化映画の如きものが、所謂映画芸術というものから食み出すということに気がつくのだ。
――アブストラクションの作用へ―― 映画芸術と映画 青空文庫
暫く杜切れていたので車掌台には外へハミ出す程客が乗っていた。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
なぜなら具体的に各思想家をその分布図に入れて見る段になると、単にハミ出してうまく行かぬだけではなく(ハミ出すのは仕方のないことだ)、恐ろしく見当違いな藪にらみな展望になるだろうからだ。
――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 日本イデオロギー論 青空文庫
二十万人もいれば十人や二十人時々国境からハミ出すこともありそうなことで、この大軍に対比しては、関東軍はわずかに行軍状態とも云うべき有様だと陸相が説明しているその少数の関東軍さえが、ソヴェート政府に云わせると矢張り時々困るというのだ。
戸坂潤 世界の一環としての日本 青空文庫
二十万人もいれば十人や二十人時々国境からハミ出すこともありそうなことで、この大軍に対比しては、関東軍はわずかに行軍状態とも云うべき有様だと陸相が説明しているその少数の関東軍さえが、ソヴィエト政府に云わせると矢張時々××から×××すそうだ。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
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