用命
ようめい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
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文例 · 用例
僕としてそんな用命にあづかつたことは生れて初めてでもあつた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
正直な若崎はその後しばしば大なるご用命を蒙り、その道における名誉を馳するを得た。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
嘉六は、またも、ちっ、ちっ、ちっ、と笑って、「早速、御用命を仰せ付かりましたな。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
このような絵の直接御用命者には然る○○な方々もある。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
まるで父ならば、いつでも彼女の御用命に応ずるように、響いたからである)「おやおや」と、ベロヴゾーロフがやり返した。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
新聞紙上に二十一年前からの御用命を果たしたと書かれてありましたが、思えば大正五年の秋、文展第十回展開催中、御用命を拝したのでございましたから、なるほど二十一年の歳月が経ったわけでございます。
— ――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 『画筆に生きる五十年』 青空文庫
最初の御前揮毫の節に、当時の皇后宮太夫三室戸伯爵を通じて、改めて二幅双か、三幅双の揮毫を、上納申し上げるようにという御用命を拝したのでございました。
— ――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 『画筆に生きる五十年』 青空文庫
中には激論をした揚句卓を叩き出したので、ボーイが用命と間違えて出て来たりした。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
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