凝り性
こりしょう
名詞形容動詞名詞-の形容詞
標準
tendency to become totally absorbed in something
文例 · 用例
しかもそれが、詩情を失つた詩人の修辭學的な凝り性によつて、原作よりもずつと惡く改作されてる。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
「侏儒の言葉」は、言はば頭脳の機智だけで――しかも機智を誇るために――書いた文学で才人としての彼の病所と欠点とを、露骨に出したやうな文学であつたが、同じやうにまた彼の俳句も、その末梢神経的の凝り性と趣味性とを、文学的ヂレツタンチズムの衒気で露出したやうなものであつた。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
次の二つの句もやはり同じやうに観察の細かさと技巧の凝り性を衒つた句で、末梢神経的な先鋭さはあるとしても、ポエヂイとしての真実な本質性がなく、やはり頭脳と才気と工夫だけで造花的に作つた句である。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
子供の時から健吉は凝り性だった。
— 黒島伝治 『二銭銅貨』 青空文庫
全体が耐震耐火のルネッサンス擬いという、故伯爵の凝り性と用心深さを遺憾なく発揮したものであった。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
小説家の作った詩――彼等はよく俳句や歌を作る――は、概して観照に徹しており、修辞が凝り性に行き届いているにかかわらず、どこか或る根本のところで、詩の生命的要素を持たず、音の無い釣鐘という感がする。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
蛍雪が姉娘のお千代を世帯染みた主婦役にいためつけながら、妹のお絹に当世の服装の贅を尽させ、芝の高台のフランスカトリックの女学校へ通わせてほくほくしているのも、性質からしてお絹の方が気に入ってるには違いないが、やはり、物事を極端に偏らせる彼の凝り性の性癖から来るものらしかった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
「そーら、また、お母さんの凝り性が始まったぞ」 息子の一郎は苦笑して、ときどき様子を見に来た。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は凝り性だから、一度始めたら納得がいくまで徹底的にやり遂げる。
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彼は凝り性で、趣味のプラモデル製作には数ヶ月も没頭することがある。
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凝り性の人が作る料理は、細部にまでこだわりがあって美味しい。
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標準
susceptibility for a stiffening of the shoulders
作例 · 標準
私は慢性的な凝り性で、特に冬場は肩こりがひどくなる。
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長時間デスクワークが続くと、凝り性の人は肩甲骨あたりまで凝ってしまう。
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凝り性なので、定期的にマッサージに通って体のケアをしている。
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