荒んだ心
すさんだこころ
表現名詞
標準
dissolute mind
文例 · 用例
勝ちやいいんだらう、といふ荒んだ心境が、どこかに見えます。
— 太宰治 『國技館』 青空文庫
之等の黙止すべからざる温情が亨一の荒んだ心に霑ひを与へた。
— 平出修 『計画』 青空文庫
之等の默止すべからざる温情が亨一の荒んだ心に霑ひを與へた。
— 平出修 『計畫』 青空文庫
彼女は、荒んだ心と、処女としての新鮮さと、未亡人としての妖味とを兼ね備えた美しさと、その美を飾るあらゆる自由とを以て、何時となく、世間のあらゆる男性の間に、孔雀の如く、その双翼を拡げていた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
が、俺の荒んだ心は、お前の菩提を弔ふのには、適ぬぞや。
— 菊池寛 『袈裟の良人』 青空文庫
」 私はそんなに呟いだが、風悲浮雲去――といふうたは、但だ私の荒んだ心懐にのみふさはしく、後悔や悪感の吹雪に目も眩みさうであるだけだつた。
— 牧野信一 『風流旅行』 青空文庫
彼女は、荒んだ心と、処女としての新鮮さと、未亡人としての妖味とを兼ね備へた美しさと、その美を飾るあらゆる自由とを以て、何時となく、世間のあらゆる男性の間に、孔雀の如く、その双翼を拡げてゐた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
お絹の絶望的に荒んだ心持はよく出ていた。
— ――女形――蛇つかいのお絹・小野小町―― 『気むずかしやの見物』 青空文庫
作例 · 標準
彼はギャンブルに溺れ、荒んだ心を癒すために酒を煽る毎日を送っていた。
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子供の頃の辛い経験が、彼の荒んだ心の原因になっているのかもしれない。
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彼女の温かい言葉が、荒んだ心に優しく染み渡り、涙が止まらなくなった。
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