恨めし気に
うらめしげに
副詞
標準
reproachfully
文例 · 用例
」と、恨めし気に主人の方を一寸見て、又急に丹下の前に頭を下げ、「ヤ、ナニ。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
」青年は、恨めし気に云った。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」青年は、恨めし気に云つた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
アッハッハッハ……色男…… まあそう屁古垂れるな…… おれが力になってやる…… あの娘と夫婦にしてやる…… 徳市は頭を擡げて恨めし気に憲作を睨んだ。
— 夢野久作 『黒白ストーリー』 青空文庫
その度ごとに女の群はさもさも恨めし気に此方を眺めては、身も世もあられぬように声を立てて泣くのである。
— 永井荷風 『散柳窓夕栄』 青空文庫
乞食は巡査を呼ぶぞといえば恨めし気に去る。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
女中 (此の時、恨めし気に夫人の顔を見上げる)三好夫人 さ、返しておくれ。
— 岸田國士 『写真(一幕)』 青空文庫
見よ、理学士のうしろに白い服をきて、額に小さな傷のある死人が立って、恨めし気に理学士を睨みつけているではないか、「きゃっ」と必死に喚いた。
— 山本周五郎 『幽霊屋敷の殺人』 青空文庫
作例 · 標準
例句