耳の遠い
みみのとおい
表現形容詞
標準
hard of hearing
文例 · 用例
新発明の耳喇叭 スウェーデン政府の電話局で近頃発明された耳喇叭は交換手の耳にさし込んで通話をするためのものであるが、これはまた耳の遠い人のためにも重宝なものであるそうな。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
少し耳の遠いらしい老人は車の窓へ首を突込むようにして、「マアはやくらいだね。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
年紀七十あまりの、髪の真白な、顔の扁い、年紀の割に皺の少い、色の黄な、耳の遠い、身体の臭う、骨の軟かそうな、挙動のくなくなした、なおその言に従えば、金色に目の光る嫗とより、銑太郎は他に答うる術を知らなかった。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
一つ残った記念だし、耳の遠い人だけに、迦陵頻伽の歌のように聞きなすったのが、まあ!
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
「でもひいひい泣きまして耳の遠い私でも寝られませんし、それに主公、二日もああして梁に釣上げて置いちゃあ死んでしまうじゃございませんか。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
女中がわりに送迎をしている、前に、それ、柳橋の芸者だったという、……耳の遠い、ぼんやりした、何とか云う。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
序に俺のバクチの弟子で女房の弟に当るチットばかり耳の遠い常吉という奴も、長崎へ行きたがっとるけに、今寄って誘うて来た。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
」「耳の遠い老婆ですから、情報は何も得られずで。
— THE REIGATE PUZZLE 『ライギット・パズル』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は少し耳が遠いので、大きな声で話す必要がある。
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耳の遠いおばあちゃんのために、補聴器を買ってあげた。
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「もしもし、聞こえますか?」「ああ、すまない、耳が遠くてね。」
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