御用繁多
ごようはんた
名詞形容動詞
標準
being busy with many things
文例 · 用例
但、御用繁多の折柄に付、広周一存を以て諸国手形相添え差許者也。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
「おれもこのあいだは御用繁多であったが、幸い今日は非番だ。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
わしもこの間は御用繁多であつたが、幸ひ今日は非番。
— 岡本綺堂 『箕輪の心中』 青空文庫
早速うかがいたいと存じて居りますのですが、なにぶんにも稲川様のお屋敷の方が埒が明きませんので……」「御用人が一緒に行ってくれないんですかえ」「年末は御用繁多で、とてもそんな所へ出向いてはいられないから、来春の十五日過ぎ頃まで待っていろと仰しゃるので……。
— 化け銀杏 『半七捕物帳』 青空文庫
そこでさすがの佐渡守も、あまりの事に呆れ返って、御用繁多を幸に、早速その場を外してしまった。
— 芥川龍之介 『忠義』 青空文庫
」「わざわざお呼立てして恐縮でしたが、チトお目にかけたいものがあって……」「だから、なんだ、と訊いている」「御用繁多のあなたをこんなところへお呼立てする以上、申すまでもなく、このたびの金座の件……」 藤波は、ふん、と陰気に笑って、「また、出しゃばりか。
— 紙凧 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
早速悔みに来なきゃならないと思いながら、御用繁多で遅くなって、済まなかったよ」「あ、銭形の親分さん」 女の険しい表情が崩れると、柔かい悲しみがムラムラと湧いて、激しい嗚咽が喉をさいなみました。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「村越峰右衞門がどうしたんだ」 平次はこの事件に充分の好奇心を持つて居る樣子ですが、道があんまり遠いのと、近頃になつて御用繁多なので、八五郎に旨を含めて、百人町の百兵衞と力を協せ、他所乍ら長者丸の一角を睨ませて置いたのでした。
— 萬兩分限 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
「御用繁多の折、突然お邪魔してしまい誠に申し訳ありません。」
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彼は御用繁多な毎日を送っており、週末もゆっくり休む暇がないようだ。
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大臣は御用繁多のため、本日の定例記者会見は急遽中止されることになった。
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