新台
しんだい
名詞
標準
文例 · 用例
海城から東煙台、甘泉堡、この次の兵站部所在地は新台子といって、まだ一里くらいある。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
どこまで行くんだ」 「隊が鞍山站の向こうにいるだろうと思うんです」 「だって、今日そこまで行けはせん」 「はア」 「まア、新台子まで行くさ。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
そこに国旗が立っている、あれが新台子の兵站部だ」 「そこに医師がいるでしょうか」 「軍医が一人いる」 蘇生したような気がする。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
新台子の兵站部は今|雑沓を極めていた。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
ステーシヨン前の自動車店が新規に買ひ入れた風のやうな色彩の新台である。
— 牧野信一 『ブロンズまで』 青空文庫
鍵は大西洋に 二つの台風の中心が双方から近づいて一つに合体し、更に一層猛烈な新台風を作ったかのように本事件は大沸騰を始めたのであった。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
十二日午前零時頃、中央気象台の発表によると、新台風ルースがラサ島沖に現われたと出ている。
— 中谷宇吉郎 『亡び行く国土』 青空文庫