強行軍
きょうこうぐん
名詞
標準
forced march
文例 · 用例
八時の汽車には間に合ったが、さて乗り込んだところが連日の強行軍で洋服は泥まみれ。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
普通の人はここへ泊るのが一日の行程だそうだが、足は多少痛くても元気はますます加わる吾等一行、小憩の後、片品川の沿岸に沿うてここから四里余もある追貝まで猛烈なる強行軍。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
長尾原で夕食をなし、これから草津まで暗夜の強行軍。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
「なにせあの時の北さんは、強行軍だったからなあ。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
黒崎で昼食したが、ここからは靴を草鞋に代えて強行軍を続け、真暗になった午後六時に熊本に達する事が出来た。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
この強行軍の一部隊の如きは、疲労の為に車馬を雇わざるを得ない程であった。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
幼子が夕食を食べながら居眠るように、幾日か続いた強行軍で、兵士が歩きながら眠るように、それと同じく眠いのであった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
そして、彼らは一様に、――ちょうど炎天の下を強行軍する軍隊の兵士が一様に水を欲しているように、――陸上における、陸上であれば木賃宿でもいい、生活に飢えていたのだった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
標準
doing something on a very strict schedule