三悪道
さんあくどう異読 さんなくどう・さんまくどう
名詞
標準
the world of hungry spirits and the world of animals
文例 · 用例
彼は世を恨むる余その執念の駆るままに、人の生ける肉を啖ひ、以つて聊か逆境に暴されたりし枯膓を癒さんが為に、三悪道に捨身の大願を発起せる心中には、百の呵責も、千の苦艱も固より期したるを、なかなかかかる寛なる信用と、かかる温き憐愍とを被らんは、羝羊の乳を得んとよりも彼は望まざりしなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
「寺々の女餓鬼」というのは、その頃寺院には、画だの木像だのがあって、三悪道の一なる餓鬼道を示したものがあったと見える。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
殺生者はその悪業の故に、三悪道に堕ちねばならぬ因縁を持っている筈であるが、阿弥陀如来は過去の罪業を追及せぬ。
— 喜田貞吉 『賤民概説』 青空文庫
いたましきかな、ふたたび三悪道に帰りて四生の輪廻に苦しむとは。
— 第五巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
善き行いをすれば三悪道に堕ちることはないと、祖母はいつも言っていた。
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この寺の壁画には、三悪道の様子が克明に描かれている。
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彼は三悪道の苦しみから人々を救うために、仏の教えを広めた。
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