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顰める

しかめる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to screw up (one's face)
文例 · 用例
お雪は双の袂の真中を絞って持ち、留まれば美しい眉を顰める少年の顔の前を、絶えず払い退け、払い退けする。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
何う言ふものか、此のごろ私のおともだちは、おばけと言ふと眉を顰める
泉鏡太郎 春着 青空文庫
他人が、ちょっと眉を顰める工合を、その細君は小鼻から口元に皺を寄せる癖がある。
泉鏡花 売色鴨南蛮 青空文庫
」 と半ば呟くがごとくに云って、「では、昨夜あたりはさぞ……」 と聞く方が眉を顰める
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
月を浴びてものすごきまで美しき女の顔を、無遠慮に打ち眺めたる渠の眼色は、顰める眉の下より異彩を放てり。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
」と顔を顰めると、「何有」と被せて「養生さへすれば可いといふことだが、何分家が此の通ぢやて、思はしく行かんのでナ。
三島霜川 昔の女 青空文庫
――が、若しも世に無政府主義といふ名を聞いただけで眉を顰める樣な人が有つて、其人が他日彼の無政府主義者等の所説を調べて見るとするならば、屹度、入口を間違へて別の家に入つて來た樣な驚きを經驗するだらうと私は思ふ。
林中の鳥 所謂今度の事 青空文庫
母は、再かと顔を顰める
石川啄木 刑余の叔父 青空文庫
作例 · 標準
彼女は嫌な匂いに、思わず顔を顰めた
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厳しい叱責に、彼は顔を顰めて黙り込んだ。
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「うわっ、苦い!」と彼は顔を顰めて薬を飲んだ。
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