思いもよらない
おもいもよらない
表現形容詞
標準
unexpected
文例 · 用例
紙屋の亭主こそ実に迷惑で、それがために思いもよらない災難をうけて、一旦は召し捕られたり、その後もたびたび番所へ呼び出されたり、どうもひどい目に逢いましたが、右の事情が判って無事に済みました。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
思いもよらない掛け合いをうけて、お豊は魂が消えるほどにびっくりした。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
けれども、煮ようたって醤油なんか思いもよらない。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
思いもよらない、参詣の、それが貴方。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
これはわたしに取っても思いもよらないことだった。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その結果こんなに厳重に警固しているうえは、いくら切支丹でも逃げることは思いもよらないから、願いを聞いてやっても好いと云うことになって二人の縄を少しゆるめてやった。
— 田中貢太郎 『幻術』 青空文庫
彼は風雨の夜をあるいて、思いもよらない拾い物をしたのであった。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
そんなことはくだくだしく申上げるまでもありませんが、それから又ふた月ほども過ぎた後に、松島さんがお母さん同道でたずねて来て、思いもよらない話を持出しました。
— 岡本綺堂 『鰻に呪われた男』 青空文庫
作例 · 標準
例句