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ぼく
名詞
1
標準
文例 · 用例
ある日二人は、例によってじく連れそいながら、牛込辺の売邸を探しに歩いた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
同じ家の中に住んでる家族の者にさえも、ほとんど全く解らない不思議な言葉で、何時間も倦きずにじく語り合ってた二人の男女こそ、この世における最も理想的に幸福な夫婦であった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
人々の間からはじさうに笑ひ聲などが聞えた。
有島武郎 小さき影 青空文庫
そうだ、むつっぺえでもからかってやろう―― 子というのは、小林飯場の飯炊女であった。
――生きる為に―― 山谿に生くる人々 青空文庫
の足は、踵の辺に、冬は氷河の亀裂のような赤ぎれが口を開いていたし、夏になると白く膿んだような、水虫に変質した。
――生きる為に―― 山谿に生くる人々 青空文庫
を繞って、小林飯場の若い衆の間に、親切競争が捲き起こされた。
――生きる為に―― 山谿に生くる人々 青空文庫
一日の長い、十一時間または十二時間の労働を終えて、草臥れ切った肩に、重い橋桁を担いで帰って、それを切って割って薪にするもの、その薪を、飯場の中の焚火の周りに立てかけて乾かすもの、そういう間接な好意でなく、いきなりちゃんの、お尻を撫でる事によって、意志表示するもの。
――生きる為に―― 山谿に生くる人々 青空文庫
すると、若い衆はもちろん、洗うために、笊の中に茶碗を入れかけた、おまでが駆けつけるのであった。
――生きる為に―― 山谿に生くる人々 青空文庫