押しのける
おしのける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to push aside
文例 · 用例
けれどもそこからボートまでのところにはまだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押しのける勇気がなかったのです。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
けれどもそこからボートまでのところには、まだまだ小さな子どもたちや親たちやなんかいて、とても押しのける勇気がなかったのです。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
けれどもそこからボートまでのところには、まだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押しのける勇氣がなかつたのです。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
」と、又次郎は若い女中を押しのけるようにして玄関へ出てゆくと、父はもう草鞋を穿いていた。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
「源ちやん、」「なんだ、」「源ちやん、」「もう好い、何も云ふな、綺麗に別れよう、」 源吉はその手を無理に押しのけるやうにした。
— 田中貢太郎 『海異志』 青空文庫
「お前は子供が可愛くないのか、何故そんな馬鹿な真似をする、しつかりおし、すぐ癒してやるから、」 省三は玄関の方へ走つて行つて先つき自分が脱ぎ捨てたままである駒下駄を急いで履いて格子戸を開け、締めずに引いてあつた雨戸を押しのけるやうに開けて外へ出た。
— 田中貢太郎 『水郷異聞』 青空文庫
ジャズバンドの音が気おくれした豹一を押しのけるようになかからきこえて来て、道頓堀のアスファルトを寒く乾かしていた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
彼はどこかカフェーへ入って、ソーダ水へウイスキーの佳いのを割って飲みたいと思ったが、やっと懐へ入って来た女を逃がすような隙を作ってはならないので、すぐその気もちを押しのけるようにして歩いた。
— 田中貢太郎 『文妖伝』 青空文庫
作例 · 標準
例句