遣り過ぎ
やりすぎ
名詞
標準
文例 · 用例
勢といふ条、こゝに至つては既に遣り過ぎた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
然しあまり自分の好尚に溺れて遣り過ぎた痕迹を残したのもないとは云われません。
— 夏目漱石 『木下杢太郎著『唐草表紙』序』 青空文庫
ちと遣り過ぎたようだわい――あの後すぐ、軽い後悔を感じたように、玄蕃は未だにそう思っているのだった。
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
將軍も既に幾らか自分の遣り過ぎを恥ぢてゐたので、ハリーはその役目を婦人係の方に移された。
— スティーヴンスン 『帽子箱の話』 青空文庫
それが上杉謙信の小荷駄方に紛れ入って、信州甲州或は関東地方にまで出掛け、掠奪に掛けては人後に落ちなかったが、余りに露骨に遣り過ぎたので、鬼小島弥太郎に見顕されて殺されたという。
— 江見水蔭 『怪異黒姫おろし』 青空文庫
僕は遣り過ぎて失策ったけれど、その後何うやら取り返しがついている。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
私は、私の遣り過ぎたいたずらについて説明した。
— 江戸川乱歩 『二銭銅貨』 青空文庫