仇になる
あだになる
表現動詞-五段-ラ行
標準
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文例 · 用例
「あんたが男はんのためにつくすその心が仇になる。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
けれども私たちはまた暴動の起るような危険を冒すことは出来なかったし、それに彼等を国へつれて帰って絞首台に送るのは親切が却って仇になるようなものであったろう。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
「ここで御身を殺しては、能登守殿にも申しわけがない、甲州から頼まれた人たちへも申しわけがない、これまでの苦心が仇になる、短慮なことをなされるな」 兵馬に抑えられたお君は、それを争うことができません。
— 道庵と鰡八の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
――必ず治れよ助左、ここで死んではこれまでの苦労が却って仇になるぞ、まだここで死んではならぬぞ、……もちろん沢渡どのにはおわかりにならなかったでしょうが」 その言葉にはじつは重大な意味があった。
— 山本周五郎 『落ち梅記』 青空文庫
親切が仇になるなんて。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫
ただ心せぬと、よいものも仇になる」「仇にならぬ程に、どうぞお気に召しましたら、酒なと、花なと」「よしよし。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
生半可、彼が世上慾に目をひらいて、先祖代々からの庄屋づとめや百姓仕事を嫌いだしたら、かえって、わしの仕込んだ道も、史家にとってはあだになる」 そう思いついたので、ある日のこと。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、仇になるについて考えています。
我が社の仇になる戦略は重要です。
仇になるの原理は複雑である。
仇になるという言葉が頭から離れない。