木壁
きかべ
名詞
標準
文例 · 用例
木壁を塗るに、あるいは白色ペンキ、あるいは赤色ペンキを用い、白赤相映じて大いに人目を引く。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
) 車窓より村落の農家を望むに、屋根は赤瓦またはブリキを赤く塗りたるを用い、木壁もまた赤く塗り、緑樹の間に紅を点ずるの観あり。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
) 露国郊行(露国の郊野を行く)麦田欧北野、木壁露人家、五月春猶浅、寒林未着花。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
全くの素人がちょっと考えれば鉄砲弾は木壁を貫くだけで、横側の硝子板には影響がないようであるが、流体はある一部へ加えられた圧力を四方八方へそのまま伝えるという流体力学の原理があって、硝子の破れるのは当然なのである。
— 中谷宇吉郎 『「光線の圧力」の話』 青空文庫