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抜け去る

ぬけさる
動詞
1
標準
文例 · 用例
ある者はまた、それも程度問題で、突き方が非常に浅ければ振りもぎってしまうし、木の根や岩角に当って、おのずから抜け去ることもあるのだから、無事に逃げ去ってしまったろうという。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
私は足の力が抜け去ることを意識した。
坂口安吾 堕落論 青空文庫
「晋太郎は江戸へまいります」「…………」「江戸へゆくほうがよいと思います」 志保はからだから何かがすっと抜け去るように思った、「そう」と云いたかったが声が出ず、一瞬あたりが暗くなるように感じた。
山本周五郎 菊屋敷 青空文庫
我々の幸福は、一つ一つ、経る年ごとに我らを抜け去るなり。
ESSAIS DE MONTAIGNE モンテーニュ随想録 青空文庫
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