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書院番

しょいんばん
名詞
1
標準
文例 · 用例
右側には新光院という寺の裏べいがずっとつづき、突き当たりは大御番組、御書院番組の広い御組屋敷が並んで、いかにもものさびしいところなのです。
首つり五人男 右門捕物帖 青空文庫
正久の正室は書院番頭|三枝土佐守|恵直の女である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
その五 有信の父旗本伊沢四世吉兵衛正久は、武鑑を検するに、元禄二年より書院番組頭、十四年新番頭、十五年より小姓組番頭、宝永四年より書院番頭を勤め、叙爵せられて播磨守と云ひ、享保十七年には寄合になつてゐた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
宝暦十年の武鑑を検するに、方貞も亦父に同じく播磨守にせられ、書院番頭に進んでゐた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
関白七条家の御書院番で、俗に公家侍というだけに、髪の結い振り。
夢野久作 名娼満月 青空文庫
各継ぎ場を合わせて助郷六百人を用意せよというような公儀御書院番の一行がそのあとに二日も続いた。
第一部下 夜明け前 青空文庫
公儀御書院番を送ったあとには、大坂|御番頭の松平|兵部少輔と肥前平戸の藩主とを同日に迎えた。
第一部下 夜明け前 青空文庫
お由羅は、朱塗、金蒔絵の女駕に、斉興も、駕に、平、将曹等は、馬上で――その左右には、書院番、奥小姓などが、付き添うて、それぞれ、陣笠に、陽を避けつつ、いろいろの響きを、混合させて、橋いっぱいになって、通りかかって来た。
直木三十五 南国太平記 青空文庫