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貝割り

かいわり
名詞
1
標準
文例 · 用例
殊に爽涼が訪れてきてからは、東京湾口を中心とした釣り場であげた鯛、黒鯛、やがら、中|鱸などの膾、伊豆の海の貝割りのそぎ身と煮つけ、かますの塩焼きなどを飽喫している。
佐藤垢石 すっぽん 青空文庫
掘起した土の中からは、どうかすると可憐な穎割葉が李の種について出て来る。
島崎藤村 岩石の間 青空文庫
そして個性の穎割が認められるようになり、外来文化の刺戟ともろもろの発見とを緒として次第に学問芸術の華が咲き匂う。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
そこに見られるのは不満の穎割葉である。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
穎割葉日は嘆きわぶ、人知れず、日は荒れはてし花園に、――花の幻、陽炎や、あをじろみたる昨のかげ。
蒲原有明 有明集 青空文庫
日は直泣きぬ、花園に、――種子のみだれの穎割葉、またいとほしむ、何草のかたみともなき穎割葉。
蒲原有明 有明集 青空文庫
廢れ荒みしただなかに生ひたつ歌のうすみどり、ああ、穎割葉、百の種子ひとつにまじる香の雫。
蒲原有明 有明集 青空文庫