下らぬ
くだらぬ
形容詞-語幹
標準
trivial
文例 · 用例
無情の舟は流を下って早く、十分間と経たぬ内に、五町と下らぬ内に、お互の姿は雨の曇りに隔てられてしまった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
そういうような雑誌で西洋人の研究発見発明などは下らぬものまで紹介しているが、日本の学者の面白い研究が正当に紹介される事は極めて稀である。
— 寺田寅彦 『雑感』 青空文庫
實際、私は整頓とか、整理とか、掃除とか、片附け事とか云ふ事には殆ど興奮さへ覺へて骨身を惜しまない人間で、普通の詞で云へば、綺麗好きとか、潔癖とか云ふのらしいが、どうも聊か病的で、下らぬ暇潰しになつて仕方がない。
— 南部修太郎 『自分の變態心理的經驗』 青空文庫
支那の古い人でさへ其通りです、今の人が何で理を観ること古の人に及ばぬやうな下らぬ考を持つて居られませうや。
— 幸田露伴 『運命は切り開くもの』 青空文庫
下らぬ理屈を並べるだけ却ツて惡いかも知れない。
— 三島霜川 『虚弱』 青空文庫
そこで今の人が好んで微物凡物、云うに足らぬようなもの、下らぬものの上無しというものを談話の材料にしたり、研究の対象にするのも、まことにおもしろい。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
随分|怜悧な芸妓でも、可い加減に年を取った髯面野郎でも、相手にせずに其処へ坐らせて置いて少し上品な談話でも仕て居ると、大抵の者は自分は自分だけの胸の中で下らぬ事を考えて居るか坐睡りしたりするものである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
群衆心理は即ち衆愚心理なのであるから、皆自から主たる能はざるほどの者共が、相率ゐて下らぬ事を信じたり、下らぬ事を怒つたり悲しんだり喜んだり、下らぬ行動を敢てしたりしても何も異とするには足らない。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
作例 · 標準
くだらぬ議論は時間の無駄だ、すぐに本題に入ろう。
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彼の話はいつもくだらぬ内容ばかりで、聞く価値がない。
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くだらぬことに熱中する暇があったら、もっと有意義なことをしろ。
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標準
stupid
作例 · 標準
くだらぬ冗談はやめて、真面目に話を聞いてほしい。
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彼はくだらぬ失敗を繰り返してばかりいる。
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そんなくだらぬことを気にするな、もっと自信を持て。
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