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卯の刻

うのこく
表現名詞
1
標準
hour of the Rabbit (around 6am, 5-7am, or 6-8am)
文例 · 用例
「二万の御人数の裡、一万二千を以て、西条村の奥森の平を越え倉科村へかかって、妻女山に攻めかかり、明朝卯の刻に合戦を始める。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
既に卯の刻(午前六時)となったし、濃霧は次第にはれてきた。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
豊臣秀吉が、川中島の合戦を批評して、「卯の刻より辰の刻までは、上杉の勝なり、辰の刻より巳の刻までは武田方の勝なり」と云っているが、これは一番正当な批評かも知れない。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
家康は卯の刻、輿にて進発した。
菊池寛 忠直卿行状記 青空文庫
一日を二つに分けて、あかつきの卯の刻(午前六時)から午の刻(十二時)までの半日を泰親の祈祷と定め、午の刻から酉の刻(午後六時)までの半日を玉藻の祈祷と定め、いずれに奇特があるかを試さするというのであった。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
然るに天保四年|癸巳の歳十二月二十六日の卯の刻|過の事である。
森鴎外 護持院原の敵討 青空文庫
未の刻に佐久間町二丁目の琴三味線師の家から出火して、日本橋方面へ焼けひろがり、翌朝卯の刻まで焼けた。
森鴎外 護持院原の敵討 青空文庫
榛軒は少年弟子のために明卯の刻に書を講じた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
例句