青土
あおに
名詞
標準
文例 · 用例
ラジウム、含有瀝青土?
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
ラジウム、含有瀝青土※――私は、神秘境「|天母生上の雲湖」を大富源としても考えている。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
日本橋特有の青土「僕、この青い土のことで、ちょっと知っているのだよ」「はて、何を知っているのじゃ」「この前、地下鉄工事が僕んちの近所であった。
— 海野十三 『地中魔』 青空文庫
それは、顔も土気色、服も青土色の、小人の一隊であった。
— 宮本百合子 『播州平野』 青空文庫
しかしこの窯は昔はなかなかよい雑器を焼きまして、その青土瓶や絵土瓶などは忘れ難いものであります。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
ひるすぎて空はさあをにすみわたり海はなみだにしめりたりしめりたる浪のうちかへすかの遠き渚に光るはなにの魚ならむ。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
つぎねふや 山城川を 宮のぼり 我が溯れば、あをによし 奈良を過ぎ、をだて 倭邑を過ぎ、我が見が欲し国は、葛城 高宮 我家のあたり(いはの媛――記)前と違ふ点は、叙事に終止しないで、抒情に落してゐる所だけである。
— 折口信夫 『叙景詩の発生』 青空文庫
たらちね・あをによし・ひさかたなどは、其である。
— 折口信夫 『日本文章の発想法の起り』 青空文庫