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舎酒

しゃしゅ
名詞
1
標準
文例 · 用例
それに友人が多く飲んだにしても兎に角二人で四本の田舎酒が身体に入っている。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
旅に乾いた唇を田舎酒に湿しつつ、少し善い心地になって、低声に詩をうたっているスグ二階の下で、寂しい哀しい按摩笛が吹かれている。
児玉花外 菜の花物語 青空文庫
村の入口には眼になれた田舎酒屋の看板と申すも訝しいが、兎に角酒屋の目印となっておりまする杉の葉を丸く束ねたのが出ています。
三遊亭圓朝 根岸お行の松 因果塚の由来 青空文庫
東京城の関外へ出てから二日目、小さな宿場町へ黄昏れ頃つくと、とある田舎酒館の前に馬を駐めて、彼らを待っていた男がある。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
そして鞭を逆手に、「おお端公たち、いまついたか、ご苦労ご苦労」 と、何かすでに、ここでの会合を東京で諜し合せておいたことらしく、眼くばせくれると、端公らは、ただちに附近の旅籠へいって、林冲の腰鎖を部屋の柱に縛りつけ、そして早速、以前の田舎酒館へ引っ返してきた。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
見れば路傍に一軒の田舎酒屋がある。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
馳けだして行って見ると、一軒の田舎酒屋だ。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
例の田舎酒屋のじいさんと、せがれの王定六とが、いまし方、店を開けたばかりのところだった。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫