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敬拝

けいはい
名詞
1
標準
文例 · 用例
そこへ、愛読の俥、一つ飛べば敬拝の馬車に乗せて、今を花形の女義太夫もどきで中洲の中二階から、一雪をおびき出す。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
宗像三女神が名高くなったのは鐘が岬を中心にした航路(私は海の中道に対して、海北の道中が、これだと考えている)にいて、敬拝する者を護ったからのことと思う。
折口信夫 水の女 青空文庫
そこで祖神は、筑波岳で宿止を乞うた処が、筑波の神は、今夜は新嘗をして居るが、祖神であるから、おとめ申します、といつて、食物を出して、敬拝祇承つた、とある。
折口信夫 大嘗祭の本義 青空文庫
宗像三女神が名高くなつたのは鐘个岬を中心にした航路(私は海の中道に対して、海北の道中が、此だと考へてゐる)に居て、敬拝する者を護つたからの事と思ふ。
折口信夫 水の女 青空文庫
(慷慨の調にて大声に)敵の汝に逢わんとて水陸幾万里千辛万苦を尽しつつ輪船火車を乗り代えて露清両地を過ぐるとき行装のたびごとに天道様に祈りをなしイエス氏にも敬拝すらく平常一度び逢うことの何ぞ遅きや心し給え心し給え東半島大韓帝国に心したまえ一同はじっと聴き入っている。
――十四の場面―― 安重根 青空文庫
諸士が親友の霊を慰めようと思うなら、由起しげ子を鎌倉の地に招待し、禅僧が祖師を敬する如くに敬拝して盛宴をはるのである。
坂口安吾 我が人生観 青空文庫
たぶん彼女は怒って敵地へ来ようとしないに相違ないが、諸士はそれによって敬拝の念を失ってはならぬ。
坂口安吾 我が人生観 青空文庫
郭淮は大いに驚き、心ひそかに、われ到底この人に及ばずと、内に入って対面を遂げ、心服をあらわして敬拝した。
五丈原の巻 三国志 青空文庫