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手損

てぞん
名詞
1
標準
loss of tempo (shogi, othello)
文例 · 用例
坂田は後手だったから、ここで手抜きされると、のっけから二手損になるのだ。
織田作之助 可能性の文学 青空文庫
攻撃の速度を急ぐ相懸り将棋の理論を一応完成していた東京棋師の代表である木村を向うにまわして、二手損を以て戦うのは、何としても無理であった。
織田作之助 可能性の文学 青空文庫
いはば、手損になり易いのだ。
織田作之助 聴雨 青空文庫
してみれば、後手の坂田は中盤なら知らず、まづはじめに九四歩と端を突いたことによつて、そして案の定相手の木村に手抜きをされたことによつて二手損をしてゐるわけである。
織田作之助 聴雨 青空文庫
けれど、結果はやはり二手損が災ひして、坂田は木村に圧倒的に攻められて、攻撃に出る隙もなく完敗してしまつたのだ。
織田作之助 聴雨 青空文庫
攻撃の速度を重要視してゐる近代将棋に、二手損をもつて向つたのは、さすがに無謀だつたのだ。
織田作之助 聴雨 青空文庫
彼は九四歩の手損を無論知つてゐたに違ひない。
織田作之助 聴雨 青空文庫
こしらえ方がきわめてぞんざいであるから少し使うとすぐにぐあいが悪くなる。
寺田寅彦 ねずみと猫 青空文庫
作例 · 標準
将棋で手損をしてしまい、局面が不利になった。
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無駄な一手は手損につながるため、慎重に打つ必要がある。
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「ああ、あの時手損しなければ、勝てたかもしれないのに…。」
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