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当てのない

あてのない
表現形容詞
1
標準
aimless
文例 · 用例
彼のまわりはどっちを見ても無智と当てのない悔恨、泥酔、飽き飽きする程お互に傷け合うような惨酷さが充満している。
宮本百合子 逝けるマクシム・ゴーリキイ 青空文庫
まるで雲を掴むような当てのないことであるが、私はそれから小村方を出て、寒い空に風の吹く砂塵の道を一心になって、女に食べさすために口馴染みの祇園のいづ宇の寿司などをわざわざ買いととのえて三条から大津行きの電車に乗った。
近松秋江 狂乱 青空文庫
そんな思いをして毎日じっとして欝いでばかりいるよりは、当てのないことでも、往って探してみる方がいくらか気を慰めると思って、私は、十二月のもう二十九日という日に、わざわざそちらの方へ出かけていった。
近松秋江 狂乱 青空文庫
――彼は当てのない呪いの言葉を口走った。
海野十三 火葬国風景 青空文庫
出がけにちやうど道で一緒になる機会をまたつかまへればつかまへるのだが、彼は、当てのないことを待つといふのが嫌ひである。
岸田國士 荒天吉日 青空文庫
ほんとをいふとだよ、本校の復旧工事は、まつたく当てのない金をあてにして計画を立てたんだ。
四幕と声のみの一場よりなる喜劇 速水女塾 青空文庫
」 姉に許されて恋しい小次郎と、夫婦になるということは、浮藻にとって、例えようもない、嬉しいことには相違なかったが、この乱れた世に二人ばかりで、当てのない旅へ出るということは、辛い悲しいことであった。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
何ひとつ生きる目当てのない人だ。
ДЯДЯ ВАНЯ ワーニャ伯父さん 青空文庫
作例 · 標準
「明日はどこへ行こうか」と、彼は地図を広げたまま、当てのない思索にふけっていた。
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大学を卒業したものの、将来への希望を失い、当てのない日々をただ漫然と過ごしていた。
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「どうしようもないなあ」と、彼女はただ当てのない足取りで部屋の中をうろうろと歩き回った。
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主人公は、過去の過ちから逃れるように、どこかへ向かうでもない、当てのない放浪を続けた。
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当てのない(あてのない) — 幻辞.com