ひょろっと
ひょろっと
副詞
標準
tall and thin
文例 · 用例
その晩の挙動なり、……あの余り……貴方の前じゃけれどもが、風采の上らん、痩せた、薄髯のある、背の屈んだ、こう、突くとひょろひょろっとしそうな、人に口を利くにおどおどする、初心らしい、易っぽい、容子と云うのがじゃね、 人品備わらんですじゃろうが、どうですかね、……きゃッ、きゃッ、きゃッ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
おやっと思って玄竜が振り返って見れば、入口のところに角帽を目深く被った背のひょろっとして高い大学生が蒼くひきつった顔をして突立っていた。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
ひょろっと手もとへ流れこんだ左膳の体あたり、無造作に持った濡れ燕の柄が、その切っさきを受けとめて、かわりに、足をすくわれたように空に泳いでいるのは、かえってその斬りつけたひとり。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
やせてひょろっと背の高い少年が、邦子は好きではなかった。
— 片岡義男 『夏と少年の短篇』 青空文庫
作例 · 標準
しばらく見ないうちに、甥っ子はひょろっと背が伸びて中学生になっていた。
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ひょろっとした男が、黒いコートの襟を立てて通りを歩いている。
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彼はひょろっと立っているだけで、どこか芸術家のような雰囲気が漂う。
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