追ん出る
おんでる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to leave of one's own accord
文例 · 用例
今になつては、俺も腹を立て、當人の娘も後悔したが、此方から追ん出ると、注ぎ込んだ千兩以上の金は、一文も戻らないことになる、――さて、此んな有樣で、夫婦も舅と嫁も、啀み合ひになつて居るとしたら、大方下手人はわかるぢやないか。
— 美しき獲物 『錢形平次捕物控』 青空文庫
僕は自然、あの人の態度が氣にくわなくなったという氣持を、あの人の前で見せるようになりましたが、僕が追ん出ることになった主な原因は、一に課長次席の奴にあるんです。
— ドストエーフスキイ 『永遠の夫』 青空文庫
あんたが無理やり引きずり出すようなことさえなさらなきゃあ、めったなことで、自分からおんでるような、気のきいた女ではありませんのでな。
— 第二部 『次郎物語』 青空文庫