逆推
ぎゃくすい
名詞
標準
文例 · 用例
御津とするのは後の理会で「つ」そのものからして「み」を敬語と逆推してとり放したのであった。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
逆推すると、河童は、純粋の水の神であつた。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
日本では、逆推理・比論法を平気でやつてゐたのである。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
御津とするのは後の理会で「つ」其ものからして「み」を敬語と逆推してとり放したのであつた。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
曲舞を論ずれば、幸若から逆推して、白拍子の女舞の形態を説く事が便利な事もある。
— 折口信夫 『古代研究 追ひ書き』 青空文庫
仏ももとはホトケまたはサラキに対する新しい宛字であったのを、後には逆推して大仏を、オサラギと訓んでもよいように思っただけで、それもこれもサラキという古来の物品が、だんだんに名を知られなくなった結果と見られる。
— 柳田國男 『和州地名談』 青空文庫
先史時代の日本民族の生活状態は先史考古学の示すところの外は、歴史時代の初期の状態から逆推することによって、その末期のありさまがほぼ想像せられる。
— 津田左右吉 『建国の事情と万世一系の思想』 青空文庫