一溜まりもない
ひとたまりもない
表現形容詞
標準
unable to put up any resistance
文例 · 用例
ことに、脆い、変化をうけ易い、何か異常な企図を決行しようとする際のような心理状態では、その衝撃には恐らくひとたまりもないことでしょう。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
その状態は、そこに何か衝動さえ与えられれば、恐らくひとたまりもないほど脆弱いものだったに違いありません。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
本能といふものの前には、ひとたまりもないのだと云はれれば、それまでのことなんだが、何うにかなりはしないものだらうか。
— 葛西善藏 『椎の若葉』 青空文庫
本能といふものゝ前には、ひとたまりもないのだと云はれゝば、それまでのことなんだが、何うにかなりはしないものだらうか。
— 葛西善藏 『椎の若葉』 青空文庫
流石のお歴々もお前の口にかかっちゃひとたまりもないね。
— 五幕七場 『女の一生』 青空文庫
江戸の生れで、下町で育ったお年という女中は、長虫ときたら、もう、ひとたまりもない。
— 日高川 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
ひとたまりもないよ」 定吉は後ろから覗きました。
— 吹矢の紅 『錢形平次捕物控』 青空文庫
堀口生は足が浮いていたところへ不意を食ったからひとたまりもない。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
作例 · 標準
あの強力なチームには、我がチームは一溜まりでいかないだろう。
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突然の土砂崩れには、家屋は一溜まりでいかない。
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彼の圧倒的な実力の前に、対戦相手は一溜まりでいかなかった。
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