和歌集
わかしゅう
名詞
標準
文例 · 用例
廿九日、丁卯、兵衛尉清綱、昨日京都より下著し、今日御所に参る、是随分の有職なり、仍つて将軍家御対面有り、清綱相伝の物と称して、古今和歌集一部を進ぜしむ、左金吾基俊書かしむるの由之を申す、先達の筆跡なり、已に末代の重宝と謂ひつ可し、殊に御感有り、又当時洛中の事を尋ね問はしめ給ふ。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
橘|千蔭、村田|春海等と交り、草野和歌集を撰んだ人である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
その撰者は、橘諸兄と云ひ、大伴家持と云はれ、明確ではないが、長歌短歌およそ四千五百首、上は天皇より下は庶人に至るまで、あらゆる階級の人を含み、宮廷歌集であると共に、民謡集である点に於て、わが国民の一大家族性を示した和歌集たるの観がある。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
「古今和歌集」、「後撰和歌集」に依つて、男女の歌人が輩出したし、国文学に於ては、清少納言の「枕草子」、紫式部の「源氏物語」などが出た。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
千代松は先づ無言のまゝ京子を伴うて、中の便所へ通ふ開き戸から、鰒玉和歌集が披かれたまゝ唐机の上に載つてゐる道臣の居間を經て、行燈の薄暗い病室に送り込み、轉がすやうにして蒲團の上へ横にした。
— 上司小劍 『天滿宮』 青空文庫
先づ『金槐和歌集』などより始め申さんか。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
先づ金槐和歌集などより始め申さんか。
— 正岡子規 『歌よみに與ふる書』 青空文庫
まず『金槐和歌集』などより始め申さんか。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
ウィキペディア
和歌集(わかしゅう)は、複数の和歌を1冊に編集した書籍。明治時代以降の和歌が短歌と呼ばれるようになってからは、単に歌集(かしゅう)と呼ぶ。
出典: 和歌集 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0