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仮の親

かりのおや
名詞
1
標準
foster parent
文例 · 用例
彼女は父に内証で、いずれ折を見て自分の子供に逢おうと女医に約束したことや、幼年画報なぞを買ってそれとなく子供に贈るつもりで女医に託したことや、最早子供が字なぞを書くようになって仮の親達から末頼もしく思われているという女医の話なぞを岸本にして聞かせた。
島崎藤村 新生 青空文庫
目出度き相談まとまりて金子翁を八重が仮の親元に市川左団次夫妻を仲人にたのみ山谷の八百屋にて形ばかりの盃事いたしけり。
永井荷風 矢はずぐさ 青空文庫
あの奥様のお里といふは、秋田様とは表向き、世間を繕らふ仮の親、真実は高利も、わづかな資本の金貸業。
清水紫琴 移民学園 青空文庫
作例 · 標準
「あの方は私にとって仮の親も同然で、人生の節目には必ず報告に伺うようにしています」
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村の古いしきたりに従い、その少年は地元の有力者を仮の親として元服の儀を執り行った。
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不慮の事故で両親を亡くした姪を、叔父夫婦が仮の親となって引き取り、実の子と分け隔てなく育てた。
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寄宿舎の寮母さんは、親元を離れて暮らす生徒たちにとって、厳しくも温かい仮の親のような存在だ。
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