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急戦

きゅうせん
名詞
1
標準
文例 · 用例
急戦か、持久戦か、という岐れ目のところで、木村二時間余考える。
坂口安吾 将棋の鬼 青空文庫
木村塚田名人戦の第七回戦、つまり木村が名人位から転落した最終戦で、急戦持久戦、この岐れ目というところで、木村、四時間十三分考えた。
坂口安吾 将棋の鬼 青空文庫
見物の私も、これには閉口したものだが、四時間十三分も考えた以上、退くに退かれず、無理な急戦に仕掛けてしまった。
坂口安吾 将棋の鬼 青空文庫
そして負け、名人位から落ちてしまったが、この勝負では二時間八分だか考え、結局、その二時間をムダ使いして、考えた急戦法を断念し、あたりまえの持久戦へ持って行った。
坂口安吾 将棋の鬼 青空文庫